脳をスキャンする機能的磁気共鳴画像(fMRI)装置2008-03-11 Tue 01:34
「心を読み取るシステム」:脳にある視覚情報の解読に成功
WIRED VISION >『Nature』誌オンライン版で3月5日(米国時間)、カリフォルニア大学バークレー校の神経科学者らがある解読システムを公開した。 >研究者チームは、リアルタイムで脳をスキャンする機能的磁気共鳴画像(fMRI)装置を使用して、何千枚もの写真を見ている人の精神活動を記録した。写真は、人物、動物、風景、物体など、日常生活で目にするさまざまなもので、この記録から、人がさまざまな写真を見ることで発生するメンタル・パターンを予測する計算モデルを開発した。 >この計算モデルを、別の写真群を見ている時に生成される神経学的な読み取り情報とつきあわせて試験したところ、見ていた写真をかつてない正確さで判別し、きわめて有効であることが示された。 これまでは想像上の産物であった人間の脳の視覚化が実現するかもしれません。 今回の発表は、あくまでリアルタイムに見た写真を脳内でパターン化して記憶した情報を解読するといったものですが、いずれは脳が観たままにヴィジョン(映像)としてはき出すといった事も出来そうです。 論文の共同執筆者Jack Gallant博士によれば >「いつか、夢の中で見たものさえ再現できるようになるかもしれない」 との事。 人間は睡眠時において、無意識下では夢を見ているそうです。 しかし、大抵は目覚めた時には忘れてしまいますよね。 近い将来、自分の見た夢を映像化して、翌日観賞するといった楽しみ方が出来る様になるかもしれません。 あるいはもっと技術が進んで反対に、映画「トータル・リコール」やコミック「コブラ」の様に、自分が夢の中で見たいヴィジョンを情報化し、レム睡眠時にそれをリアルな夢として垣間見せてくれるというような事が可能となるかもしれません。 そして、今回もっともそそられたのは記事の中で少し触れられていますが、将来的に犯罪捜査に用いられるかもしれないという点です。 実はこの脳をスキャンする機能的磁気共鳴画像(fMRI)装置、ボクの大好きな清水玲子著のコミック「秘密-トップ・シークレット-」という作品で、近未来の科学警察研究所法医第九研究室(通称:第九)を舞台に、“MRI捜査”という最先端の捜査方法として導入され、プロファイリングと併行して、事件解明に役立てられています。 MRI捜査 死後、一定時間内に死亡したあるいは犯罪被害者の脳を取り出し、MRIスキャナーにかけ一定の電気刺激を与えることで脳を蘇生活動状態に置き、死者の生前の視覚記憶を映像化しスクリーンに再現し、その映像を基に殺害方法、犯行場所、動機などを捜査員が解明していく画期的な最先端の捜査方法である。 通常の「検死」と比べ遥かに膨大な情報が得られ、事件解明に非常に有効であると同時に対象者のプライバシーを著しく侵すため全国でも特に重大・凶悪な特殊・猟奇的な犯罪事件と判断された場合に限り、科学警察研究所法医第九研究室で取り扱われる事となる。 この「秘密-トップ・シークレット-」は、この春、4月8日(火)深夜25:29より、日本テレビ系(一部地域を除く)にて、アニメ化・放映されますので、スリラーファンの皆さんは要チェキです!
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